SMA三相パワコンの入力電流について

安川と同じく、SMAの9.9kw三相パワコン(STP10000TREE-JP)についても、未だに仕様に書かれてる入力電流36Aを超えないように結晶系なら4入力が限界とする業者さんがいるようです。正直驚きました。

SMAの入力電流の謎については、過去何回にもわたり当ブログにて解き明かして来たのですが・・・

SMA入力電流の怪

【朗報】SMAの謎 全て解ける!

肝心のSMAのHPや取説には、「最大電流36A(1回路)」と書かれてるだけで、「繋がれるストリングの短絡電流の合計が超えてはいけない値」なのか「電流制御されてこれ以上入力されない値」なのかわかりません。これだと、4入力以上繋いだらダメと判断する業者がいても不思議ではありません。お客さんのためにリスクを冒したく無いですから当然ですね。

さて、私が6入力使ってOKと判断した根拠は、今年1月にSMA技術サポートから頂いた技術資料によります。

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2・3定格仕様

に「モジュールを過積載にして36A超の並列数で構成しても問題ありません」とハッキリと記述されています。従って私も既に5入力構成で使ってますし、次は6入力フルに使う予定です。

しかし、パワコンを選択する上で最も基本的で大切な情報が何故こんなに解りにくいんでしょうか!?ハッキリ書かれてるのはコレだけです。なぜ6入力使えることをもっと当たり前にアピールしないのだろう。とても不可解です。

私の調べた限り、入力電流縛りの無いメーカーはSMA、デルタ、田淵くらいで、安川、オムロンは最大電流を超えないようにと記載されています。ただ、短絡電流なのか動作電流なのかは不明です。

それにしても、太陽光発電の世界は謎だらけですね。

 

補足ですが、SMAのMPPTの技術解説も誤解を与える内容です。正確には電圧を監視しながら電流を制御し、その結果電圧が変化するのであって、直接モジュールの電圧を変化できるのは太陽や雲だけです。

「SMA三相パワコンの入力電流について」への5件のフィードバック

  1. >直接モジュールの電圧を変化できるのは太陽や雲だけです。

    これはダウトだと思います。
    パネルの特性上、電流を取り出さなければ僅かな光でも出力電圧自体はピークに近い電圧が出ます。(もちろん電流を取り出した瞬間に出力電圧は急激に落ちます)

    MPPT制御なしでは十分な電力を取り出せませんので、チョッパによってパワコン内部に取り込む最大電流を制御し、それによってパネルの出力電圧を制御して最大電力点に追従させてるので、マニュアルの記載が正しいはずですよ。

    1. (元)通りすがりさん

      いえ、同じことを言ってます。モジュールの電圧は流れる電流と光量で決まります。このうち、パワコンが制御できるのは電流だけです。電流を制御することで変化する電圧を監視して制御します。電圧を変化させるために、電流を制御していると言う意味です。結果的には電圧を変化させることには変わり無いですが。あくまでも、電流を変化させないで電圧を変化できるのは光量だけ!と言う意味で、間違いではありません。

      1. みのりさんは、SMA9.9kwを5入力だけつかってるのですね。わたしもSMA3相を使う予定ですが、6入力といっても、パワコン内で123、456、と2系統になっていたと思います。MPPTは2系統のはずです。
        それもあるので6入力ですよ!と大きな声で言えないのではないでしょうか?(>_<)

        1. ひできちさん

          6入力が1.2.3と4.5.6に分かれていて、逆流防止ダイオードがそれぞれに2本入りますが、MPPTは1個です。いわゆる一括入力パワコンですから6入力全て使う必要はありませんが、直列数は揃える必要があります。

          1. MPPTは1つでしたか。失礼しました。
            1つなので、一括入力と言うのですね。
            勉強になりました、ありがとうございます^^

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